別に私が悪いわけじゃないけど

あかん…、この数日、腹の立つことが多すぎて、今朝はもうどうにもこうにも、気持ちのもって行き場がない。

 

「は? バカじゃねえの?」

「あんた、なんでこんないいかげんなの?」

「勝手なことばかり言ってこないでよ」

 

その場で、面と向かって、言ってのけることができたらどんなにいいだろう。それで相手がどう思うかなんて、気遣わずにいられたら、こちらはどんなに気が楽だろう。

 

「バカじゃねえの?」って言われて、気分のいい人なんて、いるわけがない。ましてや相手は20歳以上も年上で、社会的な立場もある人で、さらには一緒にプロジェクトを進めていこうということに賛同した相手。この相手に「バカじゃねえの?」と思ってしまう私。思いたくないけれど、そう思わせてしまう相手の行動。これを、どうやってやり過ごしてプロジェクトを進めていったらいいというのか。

 

「なんでこんないいかげんなの?」と、言われたら、相手はすぐに反省して行動を改めてくれるだろうか。そう思いたいけれど、もう、これが何年も繰り返されてきたことなのだ。ああ、私のやっていることに対して、敬意や関心がないからこそ、同じことの繰り返しなんだろうな、と思う。その場では「あっ、ごめんなさい!」と謝ってくれるけれど、すぐにまた、私が同じ居心地の悪さを感じる事態に陥る。

 

「勝手なことばかり言ってこないで」と、こちらは思うけれど、向こうからしたら勝手なことを言っているつもりはないのだろう。仕事の一環でもあり、もしかしたら来てくれるかも、もしかしたら協力してくれるかも、というつもりで誘ってくれているだけなのだ、とは思う。思うけれど、私にとってはいつもいつも断るのが申し訳なくて、それが心労になっているのだ。

 

結局、相手の気持ちを尊重しなきゃと思うあまり、自分の気持ちをないがしろにしているのだな、私は。でも、相手の気持ちを尊重したいと思うのも、私の本当の気持ちなのだ。だから、腹の立ったことを、ないことにしてはいけない。

 

少しだけ、あと、1年だけ我慢して、やっぱり無理なら、もう離れよう。離れられないと思うから、葛藤が生まれるのだ。だってもう、何度も繰り返している事態なのだから。結局、人は変わらないのだから。私だって変わらないし、変えられないし、腹の立ってしまう自分をないことにしながら仕事をする、そこまでの義理はない。

 

はあ。なんだかなあ。消えてなくなってしまいたいよ。いろいろめんどくさい。