愛しい愛しい我が娘

子供たちの運動会でした~。

 

ダンスをする娘を見ながら、ただの他人なのに、どうしてここまで愛しく思えるんだろう、って思ってました。母親が娘を愛しく思うのを当たり前と考える人には、虐待をしてしまう親の心理とか絶対に分からないと思います。が、私にはむしろ、なんで自分から生まれたというだけの他人を、ここまで愛しく思えるのか、そっちの方が不思議で不思議で仕方ない。

 

100人以上の小学4年生が躍っているのに、彼女しか目に入らない。彼女の表情がキラキラして、手足の動きがまぶしくて、そっくりそのまま「キミは素敵な女の子だよ!」と叫びたい。

 

いずれも神話であると分かった上で、「母性本能」と「恋愛感情」と呼ばれているものがあるとしたら、私はそれに似た気持ちをどちらも抱いたことがあって、順番からすると恋愛感情が先だったので、恋愛にどはまりしているときの、「自分の命に代えてもこの人を守りたい」とか「自分の身体と相手の身体の境目がなくなる感覚」とか、そういう脳がどうかしちゃってる感じを、子供たちに対しては抱き続けてる状態ですね。

 

もちろん、性的には全く欲情しないですけどね。これも「そんなの当たり前」で流してしまうと、子供への性的虐待も理解不能になってしまうでしょうけど。

 

とにもかくにも、子供たちがかわいくて。子供を産んでよかった、って、こういう時は心底思います。いや、いつもそう思ってます。

 

…考えてみたら私、子供を産んだことを後悔したことってないな。