食欲と性欲の話

つらつら、つらつら、夜となく、昼となく、あー、これブログに書こう。あー、あれがブログのネタになるな。と思いつくことはあるのですが、それがタイミングよくまた画面に向かったときに出てくるとは限りません。性欲みたいなものか。と、無理やり性欲の話につなげてみる。

 

あー、だれかの肌にふれたいな、と思うことがないわけではないけれど、タイミングよく相手が見つかるとは限りません。というか、見つからねーよ。この年になって、そうそう面倒見のよい、信頼できる、あとくされない、そして自分の自尊心を落とさない、そんな異性の(私にとっては異性の)相手が見つかるかというと、それは難しい。

 

食欲と性欲って、似ていると思うのですよ。人間、食べなければ生きていけないけれど、だれかからエサのように恵まれた食事で食いつなぐのは自尊心が傷つくし、好きでもない人と一緒にする食事はいくら高価なものでもおいしくないし、それだったら一人でコンビニでおにぎり買って部屋で食べたほうがずっとまし、って思うんですよね。

 

生きている限り食べ続けなければならないのに対して、性欲は人生の中でも高まる時期と収まってくる時期とがあるのが、まだしもの救いでしょうか。

 

あと、個人差という意味でも似てると思います。ものすごくたくさん食べる人もいれば、少食の人もいる。ものすごく食にこだわる人もいれば、無頓着な人もいる。

 

私は、食にかんしてはとことん無頓着ですね。おいしいものを食べたい、という欲求があまりない。もちろん、まずいものは食べたくないけれど、おいしいものを食べるために仕事を頑張る、とか、食べ歩きが趣味、とか、そういうのは一切ないです。

 

性欲は、ほかの人と比べようがないのでわからないけれど、親しい友人と話す限りでは、かなりこだわって生きてきた方だと思います。そうかー、みんなそこまで興味ないのかー、と、中年になる直前に気づいた。

 

そして、中年にどっぷり浸かってしまった今、性欲が消えようとしているこの感覚。あー、この先私は、何を目指して生きていけばいいんだ…。

 

っていうか、普通に仕事しろ、って話です。はい、すみません。社会人たるもの、勤労の義務があります。働きます。働きます。馬車馬のように働きます。

 

貧乏ヒマなし。だけど、休暇も大事。この土日は、ちょっとのんびりしようっと。

 

嗚呼、矛盾に満ち満ちた、この人生。

 

皆さまにおかれましても、よい週末を。