私はテレビを見ないで育ちました

子どものころ、日記を書くという宿題が毎日出されていて、友達が「テレビを見ました」ばかり書いていたのを、子ども心につまらんなー、と思っていました。私は、かなり厳しくテレビを見ることを禁じられていて、実質、テレビを見た、というのを日記に書くことができなかった、というのもありますが、クラスメイトが「〇〇というテレビを見ました。面白かったです。」と書いているのを、なんか、つまらんなー、と思っていたのです。

 

父親に、「なんで日記にテレビを見たことを書いてもつまらないって思うんだろう」ということを話してみた記憶もあります。そのときの父親の答えは、「テレビを見ても、みんな同じような感想しかもたないからじゃないか?」とのことでした。

 

これ、今かんがえると、テレビを見て同じような感想しか持てないのは、むしろ、テレビがそういう作りをしてるから、じゃないでしょうかね。笑わせる、泣かせる、怒らせる、みたいな。

 

コンテンツ作りが厳しい状況にある今、一概にテレビは悪質で映画は良質、などと言うことはできませんし、私は上述したようにほとんどテレビを見ないで育ってきた人間ですので、テレビの面白さなど何も知りませんが、なんとなく、「いい映画」とか、名作と言われる文学って、いろんな受け取り方ができる、っていうところが1つの基準になっている気がするのです。

 

言いっぱなしで、もう時間なので終わります。脳内の垂れ流しで、ホントすみません。