鼻持ちならない大人
はい、今日も寝坊です。でも書きますよ。
いつの間にやらブログ日数が104日、継続期間も104日となりました。今のところの私には、「たまに書く」というのが難しく、とにかく毎日書く、というのが心地よいペースとなっております。
先日、子供の授業参観がありまして、むかしの、自分が子供だったころの「道徳」の授業を思い出しました。私はこの「道徳」の授業が…得意だったというのもおかしな話ですが、教科書のような読み物や先生が、子供たち、つまり自分たちからどんな意見を引き出したいか、ということが安易に分かってしまい、模範解答をつねに繰り出しておりました。そして、こんな当たり前のことをなぜ授業でやらなければいけないのかわからない、という思いを抱いておりました。
あー、なんか偉そう。だけど実際、偉そうな子供でしたよ。今でも偉そうな大人ですけど。
小4の娘の授業では、教室の黒板に「どんな小さなことでも、自分が正しいと思ったことをする」というある児童の意見が書かれていました。授業の最後では、「勇気を出して正しいことをしていくことが大事だと思いました」という感想を述べた児童もいました。
午後、帰宅した娘に、「自分が正しいと思ったことをするのはもちろんいいことだけど、自分じゃない人に『これが正しい』と押し付けることはしてはいけないとお母さんは思ってるんだよね」みたいなことを話しました。すべての人に、その人の正しさがある。あなたの正しさは私の正しさではない。
そして、時に人は正しさでは動かず、楽しさ、面白さでしか動かないものです。
ああ、私ってばなんだか偉そうなことを書く大人になりましたねえ。子供のころの道徳の授業は役に立っているんだかどうなんだか。