朝イチ理論

私は数年前から「朝イチ理論」という仮説を唱えている。何なら「加茂うさぎの朝イチ理論」として世間に広まってほしいと思っている。

 

それは、「朝起きていちばんにすることが、その人がそのとき人生でいちばんしたいことだ」というもの。

 

数年前、私はランニングにはまっていて、さすがに平日の朝に毎日は無理だったけれど、土日はどちらか必ず、いちばんはまっていたときは平日にも1~2回、朝起きてすぐ、走りに行っていた。

 

朝起きてすぐというのは文字通りすぐで、さすがに着替えはするけれど、朝ごはんも食べず、下手したら水も飲まずに家を飛び出していた。それくらい、走りたくて走りたくて仕方なかったのだ。

 

Endomondoというアプリをスマホに入れて、走り終わってすぐその内容を連動させてるFacebookでアップして、友達が反応してくれるのも楽しかった。

play.google.com

どれくらいはまっていたかを数字で表すと、フルマラソン(42.195㎞)の大会に参加して、2回完走したくらい、はまっていた。

 

しかし、私の中でランニングブームが去って久しい。理由ははっきりしていて、転職して語学が必要になり、朝イチですることが語学の勉強になったからだ。

 

語学は、ランニングよりも結果が出づらくて苦しい。ランニングのように、少しずつ走れる距離が伸びたり、同じ距離を短い時間で走れるようになったり、という数字の変化が分かりづらく、続けるのはしんどかった。

 

(と書いてはみたが、語学も検定とか受けて数字にすればよかったわけで、それができなかったのは、本当はやりたくもなかったか、あるいは単純に私に体力はあるけど知力がなかった、って話だわ。あはは。)

 

そのうち、会社のブログ担当だった人が急に退社してしまい、私がブログを書かざるをえない状況になり、毎朝毎朝、書き続けていた時期もある。

 

あ、今思い出したけど、一眼レフにはまっていたころは、1日1枚写真を撮るっていうのを自分に課していたこともあった。さすがに100日間、テーマを決めて撮ると、それなりに操作方法を覚え、撮りたい写真が撮れるようになってきたのだった。

 

で、今。朝起きてすぐブログを書く、というのが日課になりつつあるけれど、最近、それよりももっとやらなければいけないのでは、ということが現れた。いや、やらなきゃいけないのは分かっていたけれど、どうしたらいいのか分からなかったのが、やり方を見つけたというのが正しい。

 

やらなきゃいけないことというのは経営の勉強で、見つけたのはこれで学びたいと思える教科書。

 

経営者の教科書―――成功するリーダーになるための考え方と行動
 

 そのものずばりの書名ですね(笑)。

 

今、ノートを取りながらこれで勉強しています。がんばるよん。