毎朝起きたら必ずやること
- 作者: ジュリアキャメロン,Julia Cameron,菅靖彦
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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という本を読んだことがありまして。
ちょうど3年前、転職しよう、というよりも、とにかくそのときの会社をやめよう、と思ったときに読んだ本でした。
読み進める100日の間にいろんなワークをやりましょう、という体をなしておりまして、その中の1つに毎朝起きてすぐ、ノートに自分の気持ちを書く、というのがありました。毎日3ページだったかな。
私、3年前にこれを100日間やりきったのですよねー。けっこうきつかったというか、思うような文章が書けなくてイヤになったり、書きたくても書けないことがたくさんあってイライラしたり。
でも、書くことって自分を見つめなおすのにはすごくいい作業だと思います。そのとき、自分は何が好きか、自分に大切なものは何か、かなり意識するようになりました。
この本は、画家とか映画監督とか小説家とか、そういうものになりたかったけどあきらめて別のことで生計を立てている、という人のために書かれている本で、私はまったくもって芸術方面の職業にあこがれたことはないので、100日後に出てきた答えとしての「ずっとやりたかったこと」は、なんだったかな、そのときにイメージしていたオリジナルの教材づくりをやって、出版社に持ち込むぞ、みたいな感じだったかも。
なんだけど、実際に会社をやめて動き出して、そのことをやっているかというと、全然違うことをやってますね、今は。
あの本の通り、完全にやりたいことをやる、って突き抜けて、好きなことを好きな人とだけやっていたら、今感じているような心細さや大変さはなかったのかな、なんていうこともちょっと思ったりしてみるけれど、そんなの、やってみなきゃ分からない。
昨日起こったことを全部思い出そうとすればもう一度24時間が必要で、人間は今という一瞬しか生きられないのだから、過去を振り返るにはダイジェストにしたり抜き出したりするしかない。
そのダイジェストや抜き出されたものでしか、自分の人生を振り返ることなんてできないんだから、今、不安を感じていたとしても、あのときの過去が変わっていたら、と考えるより、これからの未来をどう変えるか、を考えることに時間を使ったほうがいい。
なんだかなー。書いてるとやたらと前向きになるのが、自分でおかしい(笑)。常にこんな前向き野郎が友達だったらうっとおしいし、私自身、ここまでいつも前向きな熱い人間じゃないんだけど、言葉を紡いでると、そういう私が前面に出てきちゃうんだよなー。
何が書きたかったかって、毎朝、まずブログを書くのって、モーニングノートと呼ばれていた、あのワークに似ているなって思ったのでした。
やりたいこと、いろいろあるけど、1つずつやっていこー。