ここ数日のセルフイメージ

少し前から自分のなかに1つのイメージがあって、それは何かというと、私のことを、周りが「姫様」のように扱ってくれるというイメージ。

 

西洋の「お姫さま」のように、大事に、大切に、ちやほやしたり守ったりするのではなくて、着物でやんちゃな「姫様」を、周りが「ひめ~、それはなりませぬ~」みたいに、ひやひやしながら見守る、みたいなイメージ。

 

姫様は、やんちゃでわがまま。世間知らず。「どうしてこんなことができないの? 私がやってみせるわ」みたいに言って、無鉄砲に挑戦して、「ほら、簡単じゃない、ふふん」といい気になっている影で、姫様を裏でサポートしていた人たちが「まったくもー、あの姫様は困ったもんだ」とあきれながらも姫様が無事だったことにほっとしているイメージ。

 

あるいは、世間知らずな姫様のやることだからやっぱりうまくいかなくて、姫様は落ち込んで、じいやの前で悔し涙を流すのだけど、じいやは「姫様はがんばりましたよ」と慰めてくれるイメージ。で、一晩寝ると、姫様はすっかり立ち直って、またやんちゃをするので、じいやが「やれやれ…」とため息をつく。

 

なんか、そういうイメージで生きていきたいと思ってるんですよね。現実は、42歳のおばちゃんですけどね、私。

 

昨日の夜から、さらにまた1つイメージが加わって、それは、宝石がちりばめられたアクセサリーだか置物だかわからないけど、とにかく宝石がいっぱいついた宝物が、海の底に沈んでいる。たぶん昔のものだし、めっちゃ貴重。めっちゃ大事。海の底から引き上げるにしても、そーっとそーっと、壊れないように、傷つけないように、価値を損なわないように、細心の注意をもって扱わなきゃいけない。

 

それくらい、自分で自分のことを大切にするという、そういうイメージ。そんなに大切な、美しいものだとしたら、暴飲暴食でフォルムを崩したり、やさぐれてもうどうでもいい、私なんてこんなもん、と思ったり、そんなことめっそうもない、と思えるようになってきた。

 

バカでしょ? バカですよね。ただの中年女性が、自分のことを姫様だの、宝物だの、言ってるのって。でも、本人は幸せです。

 

皆さまも、よい日曜日をお過ごしください。