どれほどつらいか

頭とのどが痛くて、完全に「風邪をひいた」状態ですが、発熱は免れました。仕事が休めないのってきついですね。熱が出たら休めるのに、っていう意味ではないです。熱が出たらさすがに仕事はきついけど、仕事は休めないので、熱は出なくてよかった、という意味です。

 

どの程度の体調不良で、どの程度の仕事を休むかって、難しい問題だなあ、と思います。少々の熱でも平気、という人もいるだろうし、頭が痛いだけでももう無理、という人もいるだろうし。

 

つらさは人それぞれだし、どれだけがんばれるかだって人それぞれなんだから、みんな、人のことは放っておいてあげたらいいのに、と思う。

 

私は、基本的に放っておきます。

 

でも、放っておくことさえつらいときがある。

 

長男が小学校最後の運動会で、お腹をこわした。応援団の副団長で、本人が行きたいことは分かっていた。お腹の具合が絶望的に悪いわけではなかった。

 

でも、私には、行きなさい、とも、やめておきなさい、とも言えなかった。彼に判断させた。

 

それが、すごくつらかった。

 

私が決めてあげられたら楽なのに、と。こんな葛藤をさせてごめんね。頼りない親でごめんね、と。

 

でも、長男は自分で考えに考えて、朝、「やめておく」と言い、お昼になって、「午後から行ってもいいか、先生に聞いてみてくれる?」と私に言った。そして、午後からの半分だけ、運動会に出席した。

 

それでよかったのだと思う。それが、唯一の正解だったのだと思う。

 

毎度毎度のことですが、このブログの書き出しでは、こんなこと書くつもりではなかったのですよ。書きながら、鼻をかむと、なぜだか喉の方から逆流する感覚があって、弁の開け閉めがうまくできなくなっている気がします。年をとるとこうなるって、まわりの人が言ってました。年をとっているのですね。老いているのですね。仕方のないことですが。

 

皆さま、よい1週間をお過ごしください。