すり減ったのか燃え尽きたのか

ここ3年ほど、睡眠時間を削らないことだけを心がけてきた。やりたいことや、やらなきゃいけないこと、ついついやってしまうこと、いろいろあるけれど、睡眠を削ることは命を削ることだ、と思って、とにかく毎日ちゃんと眠ってきた。

 

これがまあ、よく寝られるのだ。というか、寝られないのがホントにつらくて。眠れないときは眠れないことが悩みだけれど、眠れるときはそれが本当に幸せでよく眠る。

 

ぐるぐると意味のないことを書いていますが、とにかく、眠ることが私にとっては大切、という話。

 

で、昨日はついつい帰るのが遅くなって、それだけじゃなくて、しばらくやめていたお酒をほんの少しだけだけど飲んでしまったこともたぶん原因の一つで、さらにやっぱり、楽しかったけれどもそれはリラックスしていたのとは全然ちがって神経を長い時間張りつめていて、というわけで、くたくたに疲れていたのだと思う。今日、いちにち使い物にならない感じで眠たかった。

 

夕方、事務所の床で寝てしまった。じゅうたんの床で、みんなが土足で歩く床だけれども、私はそういうの、全然気にならない。事務所に一人の日だったので、夕方、どうにもこうにも眠いしだるいし、床で横になって、目をつぶったら、まさか、寝ちゃったりしないよな、でもなんだか妙に心地いいな、と思いながら、眠ってしまった。ぐーぐー、という感じではないけれど、うとうとと。まどろむ感じ。

 

宅急便のヤマトさんがドアをノックして、びっくりして目が覚めた。ちょっと眠ったことで元気になって、そのあとで、すっきりと仕事した。

 

けど、日中に使い物にならなかった分が取り返せなくて、また今日も帰りが遅くなってしまった。

 

リズムが崩れると、つらい…。普通に、毎日、規則正しく暮らしたい。

 

この年になるまで、毎日同じ暮らしなんてつまらない、と思って、とにかく毎日少しでも多くの刺激が欲しい、と思っていた。家から駅まで通う道や、駅から家までの帰り道、できるだけいつもいつも、違う道を通っていた。毎日、毎日同じことを繰り返すなんて、そんなつまらない人生はない、と思っていたのだ。

 

ホント、バカみたいだけど、本当の話。通勤に使う道も、買い物をするスーパーも、乗り降りする車両も、読む本の作家も、できるだけ、できるだけ、たくさんの、いろいろな種類のものを試そうとしていたのだ。

 

疲れた。

 

反動なのか何なのか。すり減ったのか、燃え尽きたのか。

 

もう今は、毎日が同じでもいい。安心して、繰り返す毎日が欲しい。規則正しく、心穏やかに暮らせる毎日がほしい。

 

おやすみなさい。