うさぎは架空のキャラです
おおう。なんだか、書き言葉が出てこなくなった感覚があって、だったら話し言葉だったら出てくるか?と思って、日曜日の夜だし、ラジオやってみるか、とマイクやらBGMやらをセットして録音してみたんだが。
話し言葉のほうが、もっと、何も出てこない…。
絶望しました。ホント、意味のない言葉しか出てこないんです。「あ、20秒が過ぎました。」とか。「BGMが、ちょっと物悲しいですね。なんだかさみしくて、何を言ったらいいのかわからないです」みたいな言葉しか出てこない。さすがに公開ははばかられる…と思って、中断しました。
まあ、ブログを書き始めたときはそんな感じだったかもだけどなー。やってるうちに向上していくっていうのはあるんだろうけどなー。
たぶん、ここを読んでくださってる皆さんに聞いてもらう、っていうことが前提なので、すごく構えてしまうのだと思います。ここで作ってる「うさぎ」のキャラを壊さないように、ということを考えてしまうので。
でも、書き言葉と話し言葉とでは、私のキャラって全然違うんですよおおおお。
だから、たぶん、これまた全然匿名で、他のところでこっそりとラジオを始めるというのは案外あっさりと始めることができるのかもしれない。と思います。
あ、そうそう。町のニュースとか、ボランティア団体の取材とかを動画にすることを職業にしていた友達が、「表情と音声が一緒になる動画は、絶対に嘘がつけない」って言ってました。たしかに、そうだと思う。
その点、表情も音声もないテキスト(ブログ)って、めちゃめちゃ嘘がつけてしまうんですよ。あ、これはやめておこう、ってことは書いた後でも消せてしまうし。ちょっとまずいなってことは、うまくぼかした表現とかでも書けてしまうし。
だから、ここに書いているうさぎのキャラというのは、たぶん、私の本当の姿(ってなんやねん)とはずいぶんと違うのだろうなあ、と思います。うさぎは、このブログの中にしかいない、架空のキャラです。
嘘を書いているつもりはないのだけれど、出し入れを考えるだけで、本当の姿や、本当の言葉からはかけ離れていってしまう。だけど、それができるからこそ、私は毎日ブログを書き続けていられるのだと思う。
なんですが、なんで私がブログを好きかというと、これは絶対に、自分にしか紡げない言葉だからなんですよね。私の脳内を、私の解釈で、私の言葉で世の中に出すことは、私にしかできない。
私は、私が大好きなので、唯一無二の私、というのを認めてもらえることが大好きなのです。
やなやつー。
おやすみなさい。