酔っぱらって面白いです

突然、取引先の方からお誘いがあって、お酒を飲んで帰ってきました。お酒を飲んで帰ってくるのはそれほど久しぶりでもないし、まあ、酔っぱらって帰ってくるのもそんなに久しぶりではないけれど、めっちゃめちゃ久しぶりに、アイスを買って帰る、というのをやりました。なんか、そういう気分になった。

 

お酒、弱くなったーと思っていたけれど、今日はビールと日本酒で、ゆっくり飲んでいたので気持ち悪くなることはありませんでした。日本酒っておいしいな。ワインもおいしいと思うけど、もしかしたら私は日本酒が好きなのかもしれない。

 

取引先の方というのは、ざっくりもうすぐ60歳という男性と、ざっくりもうすぐ70歳という男性で、ちょー一流企業のバリバリのサラリーマン、って、業種をあえて書かずにサラリーマンと書くとなんだかあんまりすごさが伝わりませんが、まあ、すごい人たちなんですよ。そんな人たちのところに、呼ばれたからとホイホイ出かけていって、仕事の話になーんにもついていけないのに日本酒おいしい、とかお酒飲んでいられる私も大した肝っ玉だ、と思う。

 

しかし、お酒を飲む人というのは、本当によく飲みますね。飲んで、いろいろ話して笑って、それが楽しいのだろうなあ。最初、あまりお酒が入っていない状態では、あまり話も弾まなかったのだけれど、酔いが進むにつれて、プライベートなこととか、世間話的なこととか、いろいろ聞けて、まあ私も楽しかったです。

 

しかし、そういう人たちにとって、私の話せることで、何か面白いと思ってもらえるのかなあ、とか考えてしまって、私はあんまり話さないですね。ずっと、聞いてます。聞いてて面白いかというと、まあそれほど面白いわけでもないけど、取引先の人と飲むって、そういう感じ?

 

面白いか、つまらないか、というと、そんなに特別面白くて面白くてめっちゃ人生に幸せを感じるかというと、そんなことはないんだけど、もう人生ここまで来ると、つまらないと思えないだけで面白いと思っていいんじゃないか、っていう、そんな気がしますね。

 

心の底から面白いことって、そんなにないので。私はいつも幸せだし、楽しいことたくさんあるし、1週間のほとんどを大笑いして過ごしていますけれど、それでも、心の底から何も屈託なく面白いって思えるのって、ジャルジャルとかサンドイッチマンのコントを見ているときくらいですよ。一瞬の、受け身の、プロによるサービスの、面白さ。素人同士の人間関係の面白さは、プロにかなわない。

 

私、酔っぱらってますね。おやすみなさい。