非論理的に落ち込む

今日は特に失態も失敗もない日だったと思うのだが、過去の失態や失敗を思い出すできごとがあって、それで落ち込んでいる、今。思い出さなきゃよかったのに、思い出してしまったのだから、仕方ない。まこと、心とは不便なものよのう。

 

必要があって過去のメールを検索していたら、4年近く前に子供の発熱で仕事を欠勤したときの連絡メールが出てきて、当時の上司から「夜中でもいいからもっと早くに連絡をしなさい」と叱責されていた。もちろん、上司の言うことは分かります。でも、私としては、当日の朝になるまで子供が発熱するかどうかなんて分からなかったのだし、ギリギリまで様子を見て、出社できるならするべきだと思っていたからそうしたのであって、それで叱責されても、「おっしゃる通りですね。すみませんでした」としか言えなくて、言ったところで過去は変えられないし、娘の熱が下がるわけでもないし、おっしゃる通りですね、っておっしゃる通りだと本当に思ってたどうなのかもよく分からないし、なんだか読み返して、イヤな気持ちになってしまいました。あーあ。

 

こんなことで落ち込むなんて理不尽だし、非生産的だし、まったくもって合理的でない、と分かっているのに、落ち込むことが避けられないのだから、もう抗うのも無駄、と思って落ち込むに任せています。どうせ私はダメな人間なんです、ふん。

 

と書きながら、心のどこかでは、自分が完全にはダメな人間じゃないと思ってるからこそこんなことが書けるのだよなあ、とも思っていて、それもやっぱり事実。

 

人間、100%ダメなんてこともなければ、100%素晴らしいなんてことも、ないわけで。

 

もういっこ、落ち込んだ原因が、会社の年下のスタッフに過去の自分の失態を語ったことなのだけれど、これは、たぶん私がまだその失態から完全には立ち直れていないにもかかわらず、相手に半分冗談めかして話してしまったから、傷がほじくり返された感じ。こんな気持ちになることが分かっていたら、言わずに済んでいた話なのに。

 

とはいえ、これも言ってしまったものは取り返しがつかないわけで、落ち込んだってしょうがない、と分かっているのに、やはり落ち込む。

 

たぶん、一晩寝てしまえば元気になるのだと思います。睡眠、大事です。脳の傷が治ります。体の傷も治ります。長男が昨晩、歯が痛いと言っていましたが、今日になったら「寝たら治った」と言ってました。それは絶対ウソです。虫歯は寝ても治りません。歯医者に行け、息子よ。

 

おやすみなさい。