大好きな彼女と理想の彼女のこと

前回の投稿で大好きだと連呼していた友達に会ってきました。彼女が私のことをどれくらい好きなのかもしかしたらもう嫌いなくらいなのかは分からないけれど、でも、会えてよかった。別に嫌がられている素振りもなかったし、もちろん面と向かって好きじゃないなんて言われたわけでもないし、というかむしろ、会う前のメッセージのやりとりで「会えるの嬉しい!楽しみ!」とか、「そういううさぎさんが大好き」とか、いろいろ言ってくれていたので、それをそのまま素直に受け取ってわーいわーいと喜べばいいのだけれど、だけど、彼女の言葉を信じていないというのとは全然別の意味で、彼女が私のことをどう思っているか、というのは本当に本当のところはどうでもよくて、私は彼女が好きだし、彼女が私のことを好きでいてくれたら嬉しいし、というただそれだけのことなのだ。

 

私が彼女のことを好きで彼女が私のことを好きでいてくれたらうれしい、ということと、彼女が私のことをどう思っているか、ということには、実は何の関係もない。私の気持ちが彼女にどれくらい伝わっているか、ということと、私が彼女へ気持ちをどれくらい伝えたいと思っているか、ということも、ほとんど関係ない。

 

私は彼女のことが大好きだけれど、それを伝えたいとは思わない。私の気持ちが彼女に負担になったらいやだし、私が彼女を好きだからという理由で彼女が私のことをもっと好きにならなきゃいけないんて無意識にでも思ったとしたら、それは私の望むところではない。

 

そして、実際に会ってみた彼女は、私の思っている理想の彼女と少し違う部分もあるけれど、いや実際、かなり私の理想の彼女とは違うけれど、だからといって嫌いになったりはしないし、むしろ、私が好きなのは理想の彼女であって、実際の彼女と私の理想の彼女が少しくらい違っているからといって、彼女を嫌いになるわけではない。

 

彼女の見ている私も、きっと私自身が思っている私とは、全然違うのだろうな、ということを、話していてとても思った。この1年のことをつらい部分と良かった部分と話して、私の中では関連づいてない話題も、彼女の中では「うさぎさんにとってはこういう1年だったんだね」と仕立てられて、ああ、彼女の中の私は、そういうふるまいやそういう考え方をする人間ということになっているのだなあ、ということを思った。

 

今日は冬至。家に帰ってから、ずいぶんゆっくりしている。久しぶりに赤ワインも買った。あっという間にこんな時間になってしまったけれど、湯船につかってから寝ようと思う。

 

おやすみなさい。明日からは、少しずつ日が長くなりますね。