ガンバレナイ病は生涯つづく

眠い。眠いぞよ。

 

夜10時に寝るという目標さえクリアできない私は、ダメダメなんじゃないか。

 

嘘です。

 

ちょっとヒマになるとすぐスマホFacebookだのTwitterだの見てしまう私は、ダメダメなんじゃないか。

 

嘘です。いや、完全に嘘ではありません。

 

ちょっとSNSの時間を減らそうと思って、Kindleでこの本を買ってよみました。

 

 

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

 

 

まあ、今さら、ですよね。すみません。

 

でも、何となく読まずに一生を終えるのはもったいない気がしたのです。

 

で、読んでみましたが、ほんっとうに、ほんっとうに、申し訳ないのですが、私にはうつになりそうな要素が何ひとつない、と思いました…。

 

いくらつらくても(というか、つらい思いをこの先もしないんじゃないかという気がする)、診断書を書いてくれるお医者さんはいないわ、きっと。

 

ごめんなさい。自慢したいわけでも何でもないんです。むしろ、全然がんばりが足らない私は、それこそダメダメなんじゃないか、って思ってしまうんですけど、でも、本当に、そんな風になる、はるか手前で引き返してしまうんです、私。

 

この、ガンバレナイ病は、一生続くんだろうなあ…。死のまぎわになって、「ああ、私には生涯いちども、ひとつも、あのときはがんばった、あれはやりきった、って思えることがないわ…」と思うのではないかという気がする。恐ろしい。

 

人間、夢中になれることがあるというのは幸せですよ。なりふり構わずに、がむしゃらに、できてしまうことがあるのは、幸せですよ。

 

もちろん、うつになんてならないほうがいいです。うつは、心の風邪ではなくて、心のガンだって書いてありました。放置してはいけないのだと。

 

どうやら私は、自分と真反対の世界のことに興味がわくタイプらしくて、子どもを授かったときには、「産まない」と決めた女の人のエッセイをやたらと探して読んでいました。

 

なんて、すぐにまとめてしまいたくなるのですが、自分と真反対の世界に興味がわくなんて、嘘です。私は都会暮らしが好きですが、田舎暮らしを楽しもう!みたいな本にはまったく興味がありません。

 

たまたま読んでみた本に理由をつけたり、たまたま読んだ本の種類をまとめてみたり、そんな分析にはほとんど意味がないと思っているのですがね。

 

決めつけるのが嫌いなんです、私。たぶん決めつけられなくて苦労してる部分もあるけれど、決めつけすぎて苦しくなる、ということがないのは、すごくお気楽なんだと思います。

 

おやすみなさい。眠い。