アドリブで生きていく
自分と他人を切り離す。切り離しつつ、相手の立場に立つ。
人間関係を良好に保つ秘訣も、読みやすい文章を書くのも、基本は同じかな、と思います。
自分と相手は違う。ここが大前提。これが押さえられていないと、何も始まらない。
と、ここまで書いて、文章のことを書くか、私の破綻した夫婦関係のことを書くか、迷いが生じています。
文章であれば、ここで考えるべきは読者のこと。読み手はどちらを読みたいか。まー、「文章の書き方読本」の中で、筆者がいきなり自分の失敗した結婚生活のことを語り始めたら、読者はふつう「なんじゃこりゃあ!」って思いますよね。
そこが、自分ファーストのブログのいいところ。
いいところ? ほんまかいな。いいところなんだか、悪いところなんだか。
こんな自分ファーストのブログにお付き合いくださっている皆さま、本当にありがとうございます。うさぎはこれからも自分ファーストで突っ走ります。
前にも書いたかもしれないけれど(と、ここでまた話がめちゃめちゃ脱線する)、以前、気の置けない友人から、「うさぎさんを見てると、だんなさんとも別居してるし、彼氏はいないし、だれからも愛されてないのによくこんなに前向きでいられるなあと思う」みたいなことを言われました。わはは。この人はこんなことを言ってくれる時点でめちゃめちゃ私のことを信頼してくれてるし、私の自分好きをしっかり理解してくれてるし、私は今でもこのせりふがおかしくて、ときどき思い出しては楽しんでいます。
自分と相手を切り離す。
私は、結婚生活でこれができていなかったなー、と思います。自分と相手をごっちゃにして、とにかく自分のことはないものとして扱ってきた。カウンセラーには「共依存」だったと言われました。
子供のことでさえ、自分とは別だとわかっていたのに。夫のことは、私の人生を捨ててでも、大事にするべき人だと思い込んでいた。
はあ。
過去のことをぐじぐじと書くのはやめよう。なんだか今日はまた、書き始めたときとどんどん気持ちが変わって、書こうと思っていたことからもどんどん離れてしまった。といっても、何を書こうかなんて、いつも考えずに書き始めているのですが。
ジャズのセッションってこういう感じなのでしょうかね。即興で曲を作り出すとか、できない人間にとっては神業としか思えないのですが、できる人にはそれができるわけなので。きっと、毎日毎日、音楽に触れている人はそれができるようになるし、毎日毎日、お芝居のけいこをしている人は役者同士、あうんの呼吸でアドリブができるようになるのでしょうね。
あー、ほんとに私は何を言い出すのか、まったくわかりません。即興で人生を生きている。とにかく今週も1週間、生き延びた。おつかれさま、私。