甘えられないのでせめてもがく

まーまーまーまー、こんなこと今さら言ったところでどーしよーもないんだけど、別に全くもって恨んでるとか根に持ってるとか、そんなことも絶対にないんだけど、よく、女の子が「はしたないことをしているとお嫁にいけませんよ」とか、「お行儀よくしてきちんとしたところの人と結婚を目指しなさい」とか、あ、ごめんなさい、まったくもって、私はこういうことを言われないで育ったので、こんな感じのこと、という実例がうまく出せないのですが、まあ、とにかく、女性は働かずに男性と結婚して男性を支えて生きていくべし、そのための努力をすべし(美しくあれ、とか、おしとやかであれ、とか)みたいなことを、「呪い」だと言って大人になった女性が反旗を翻す、みたいな定型ってありますよね。

 

ここまで、私の書きたいことは理解していただけましたでしょうか?

 

で、私が親にかけられた「呪い」というのは全く逆で、うさぎは女性であることなど忘れて自分の分はしっかり自分で稼げ、なんなら一家を養えるくらいの経済力をもった社会人になれ、という感じだったのですよね。

 

私、人に頼って生きていくのが本当に苦手で。どこまで行っても甘えてはいけない、と思っていた。というか、甘えない生き方が何よりかっこいいと思っていた。

 

子供3人産みましたけどね。全部、自分の貯金で産みましたよ。家計に手をつけずに。で、会社から帰ってきた還付金みたいなやつ? 子供名義の口座を作ってそこに入れて、別居するときに夫にたたきつけてきましたよ。

 

なんでこんなに自分の力で生きていかなくては、って思いこんでしまっているのだろうなあ。責任感が強すぎるのかなあ。責任とると、まわりは喜んでくれたから、それがしみ込んでいるのかもしれないなあ。

 

別に人に頼って生きていったって、組織の力を借りて生きていったって、いいのにね。というか、そうしなかったら、人間なんて生きていけないのにね。

 

どんなに頑張っても、人は人に頼らざるをえないし、どんなに甘えても、人は最後は自分の力に頼るしかないのだし。

 

別に誰かを責めるわけでもなければ、自分を卑下するわけでもないけれど、私には、わりとそういう傾向があるなあ、ということを思ったのでした。

 

もっと、カッコ悪く生きてもいいのかもな。と思いつつ、あがかなかったらどんどん沈んでいくだけ、という気もするし。

 

自分を大事にしつつ、もがけるだけは、もがいてみるか。もがける体力があるうちは。まだまだ40代ですからね。

 

おやすみなさい。