話しかけにくい雰囲気

今朝は身体的に疲労困憊で、全然起きだすことができなかったのですが、そしたら子供がずいぶん早くに来て、朝のひとりの時間が奪われました。今、同じ部屋の中で子供がYouTube見ていて、もう、こうなるとダメです。落ち着いて書くことができません。って書いてるけど。

 

私はテレビを極力見ないようにという育てられ方をしました。私たち(子供)がテレビを見ていいのは1日30分。母親は自分でも全くテレビを見ない人で、父親の見たいテレビは子供にとっては全く面白くなかったので、父親がテレビをつけている間は部屋にこもっていた。食事はテレビのないダイニングだったし、基本的にテレビは消されているもの、見るべきものをきちんと正対して見るときだけ、テレビはつけるものでした。

 

よその家で、テレビがつけっぱなしになっていたりすると、それが気になって気になって、友達と遊んでも楽しくなかったりして。

 

そんな生い立ちのせいかどうか分かりませんが、私は他人のいるところで自分のことに集中するのがすごく苦手。カフェの他のお客さんみたいな、全くもって無視していい存在ならともかく、家族とか、同僚とか、話しかけられたら反応することが求められているようなシチュエーションだと、自分の仕事に取り組んでいても、気もそぞろ。

 

特に、新人のバイトさんなんかが一緒だと、もうダメです。なんでかっていうと、「話しかけにくい雰囲気」を出していたら、聞きたいことがあっても聞きづらいだろうな、と思ってしまうから。私が勤め始めたときに、そうだったから。私がパートで勤め始めたときに、社長もお局様も、すごーく忙しそうで、そんなときに話しかけたら悪いな、と、極力自分で解決しようと効率の悪い働き方をしてしまったから、それがイヤなんですよね…。

 

でも、しばらく一緒に仕事するうちに、「あ、この子は遠慮なくなんでも聞いてくれる子だな」というのが分かると、安心して仕事に取り組めるんです。私が集中してても、臆せずに声をかけてくれるとわかると、逆に私は「話しかけてこーい!」みたいな態度を出さなくてもよくなる。

 

と、まあ、私ってばめっちゃ人に気を使って生きているんですよ。私と一緒にいることで、相手が最大限に心地よくいられるように、いつも気をつけているんですよ。

 

それが、相手に伝わっているかどうか、それが効果を発しているかどうかは、全く別の問題なんですけどね。

 

これを書いている間に、息子に「ゲームやるんだったらYouTube消してくれない?」と言ってみたら、「えへへ」と言ってパソコン画面を閉じてくれた。

 

そうか、私も遠慮しないで言ってみればいいんだな。仮にも自分の息子なんだから、信頼して聞いてみたらいいんだな。

 

息子よ、ありがとう。おかげで今日も無事に1000字を書くことができました。