走るおばちゃんが好きな子供

今日の午後、取引先を訪問することになっていて、乗り換えを間違えて遅刻しそうになり、丸の内をハイヒールで疾走した。私、けっこう長い距離を走ることができます。あんまり息切れもしません。イメージとしては、石原さとみ有村架純が明るくお仕事一生懸命、な感じで大都会のビルを走ってるセルフイメージでしたが、客観的には42歳のおばさんです。でも、走れる体力は自分でほめてあげたい。

 

ハイヒールできれいに歩いたり、小走りしたり、というのも、慣れの問題なのでしょうね…。私は冬の間はブーツ一択なので(なぜなら寒いから)、久しぶりのハイヒールでした。一年中ハイヒールを履かなければいけないような仕事は、とてもじゃないけどできません。

 

春から夏の間だけ、おしゃれを楽しんでもいいかもなあ。そして、冬になったら黙々と仕事をする。と、のど元過ぎたからこんなこと言いますが、冬の間は冬の間で、「寒くて仕事なんてやってられん」って言ってましたよね、私。はい、忘れたわけではありません。

 

仕事って、何なんでしょうね。生活の中の、ものすごく多くの時間を使うのだから、できることなら楽しいことに時間を使いたい。だけど、それだけやっていればいいというものでもない。

 

そういえば、今週のしいたけ占いが、いつもよりもさらに心にしみたので、ちゃんと書き写しておこう、と思いつつ、夜になってしまった。

 

3月の目標として、さくらめ~るを出そうなんていうことも考えていたのに、出さずに4月になってしまった。というか、そもそも今ってさくらめ~るとかいう葉書は売ってないんですって。何ということでしょう。

 

うちの子供たち、小学生の二人がひたすらYouTubeを見て春休みを過ごしているらしい。私が彼らくらいの年のときに何をしていたかって、ピアノの練習と、読書と、文通だった。ピアノと本と手紙って。気持ち悪いくらい優等生っぽいな。まあ、実際に優等生だったし。

 

でもなー。子供のときの優等生って、たかが知れてる。クラスで1番、学年で1番、市内で1番、とかになってみたって、社会に出ると、かなり上の先輩から、下の学年まで、ものすごい人数の、さまざまな種類の人の中で生きていくことになるわけで。

 

大人になるって、世界が広がることだ。世界が広がるのは、素晴らしいことだ。怖いけれど、選択肢が増えるのは、豊かなことだ。

 

そういえば、子育てで大切なのは、根っこと翼を育てることなんですって。自分のすぐ足元に根を張ることのできる安心感、そしてそれがあるからこそ、羽ばたいていける翼。

 

どっかの有名な保育園の先生の言葉だったかな。あの頃は私、めっちゃまじめに子育てしとったなー。まじめすぎて、負荷かかりすぎて放棄してしまったけれど、完全に放棄したわけではなく、子どもたち、いまだに私のことが好きみたいだ。ありがたいこってす。