必要かどうかはさておき
たとえば誰かに贈り物をするとき、本当に必要なものをあげたいな、と思って何を贈るか考えるとき、必ず私は「衣食住」を考えます。
衣食住って、必ず必要なものだから、そこから考えていけば外れはないのではないか、と思って。
しかし翻って自分自身のことを考えると、私は衣食住の何にも興味がありません。着るもの、興味なし。食べること、こだわりなし。住むところ、ごく質素。
じゃあ私は何にこだわって生きてきたのか、と考えると、私の好きだったものって、記憶に残るもの、それはすなわち、本と旅だ。
今ではそれこそ本が読めなくなってしまったし、旅にもほとんど行けていないけれど、高校を卒業したころから、本と旅が好きだった。
考えてみたら、これはもろに両親の影響かもしれない。父親がとにかく本を読む人で、母親がとにかく旅をしたがる人だった。
今でも本と旅は好きだ。好きだからこそ、人から薦められるものに興味がない。自分の好きな本は自分で選べる。自分の行きたいところはひとりで行ける。
そうかー、こだわりがないからこそ、着るものも、食べるものも、人が選んでくれたらそれでいい、って思うかも。特に着るものは、センスもないって自信があるから、同行してくれる人がいるとありがたい。似合うか似合わないかって、自分ではいまいち分からないしね。
あー、そういえばそろそろ服を買いにいかなくては。仕事で着る服、スーツが必要だ。
なんでこんなこと書いたんだっけな。あー、最近知り合った人が、毎日食べたものをブログにアップしてて、みんな食べることが好きよなあ、ってなんかちょっと自分のマイノリティ感を確認して、悦に入っていたからだ。
しかし本に対する熱は、今となってはすっかり冷めてしまった。今から突き詰めるとしたら、音楽かな。歌。楽曲。いや、これも底なし沼なんだろうな。
どの道を進むにしても、まだまだ知らないこと、たくさんある。取り入れるべき知識はたくさんある。
はー。日付変わってしまった。ちょっとだけ勉強して寝よう。
おやすみなさい。