私は何が不安なんだろうか

ここもう何年も、職場とも自宅とも近くない、しかも通勤途中でもない、わざわざ行かなくてはいけない場所にある美容院に行っていて、しかもその美容院がメールやネットでの予約とかできなくて、予約するために電話しなきゃいけなくて、それがめんどくさい~、めんどくさい~、と思っていたので、思い切って、職場の近くの美容院を、ホットペッパーで予約して、行ってみた。大してこだわりのある髪型でもないので、まあいいや、と思って。

 

うーん、仕上がりとしては、前に通っていた美容院のほうが100%気に入る感じだけど、満足度が20%下がったとしても、便利さが200%くらい上がったので、これからここに行く。さらに、次回の予約もしてきた。2か月後、何も考えずにあの店に行けばよい、と思うと、とても気が楽だ。

 

美容師さんが、同じくらいの年の女の人で、「まだまだこの先、働かなくちゃいけないですからね~」という話になる。美容師さんなんて、私からしてみたら、“手に職”の典型みたいなもので、仕事を辞めたいと思うことさえなければ、働き続けることができるだろうと思うのだけど、そういうわけでもないのかな。

 

そういう意味では、私には何もない。前の会社で働いているとき、いちおう技能的なことは身についたと思うけど、「私は、プロの会社員だな」と思っていた。その会社の中で、誰とでも仲良く、気持ちよく働いていくことはできるけど、その会社以外で何か通用するものを身につけたかというと、はなはだ心もとない。

 

しかし転職してもう4年になろうとしている今、何で食べていってるんだ、って考えるととても不思議なのだよなー。「うさぎさんは何でもできるって感じ」と言われることもあるけれど、何でもできるって、何にもできない、ってことでもある。器用貧乏。

 

金銭的には、前の会社を辞めるべきではなかったのだ、と思うけれど、でも、だからといって、今さらどうしようもない。前の会社に戻りたいかと言われると、そんなの考えるまでもなく、答えはNOだ。

 

まー、考えたってしょうがない。やるだけやって、ダメだったらまた転職活動すればいいさ。

 

楽しくいこう。楽しく。もう、人生は折り返しなのだ。ゆっくり無理せず歩むしかない。

 

おやすみなさい。