神様への祈りの言葉

なんかねー、自分がとっても元気になった途端、仲のいいママ友の精神状態がちょっと危ないかもよ、と、別の女性から相談されて、うーん、と思ってしまう。それで私も一緒に悩んでしまったり、おせっかいをやいたり、ということは、私の場合にはしない、ある意味ドライな、ある意味冷たい人間なんですが、たぶん、その危うい状態のママ友は、私のことが大好きなんだろうなあ、と思うと、私が彼女を思いやって送ったメッセージとかを、自分を責める方向に受け取ってしまう可能性もあって、なんだかちょっと、怖くなってしまった。自分が誰かを、しかも大切な誰かを、傷つけるかもしれないと思うと、何か言葉を発するのが怖くなってしまう。

 

目の前にいる相手なら、さっと表情が変わったりすることで、「あっ、今のは言い過ぎたかな」と分かるからいいんです。毎日会える相手なら、次の日に「ああ、そんなに気にしていないんだな、よかった」と安心できるからいいんです。

 

でも、目の前にいない相手や、次に会えるのがいつだかわからない相手を傷つけてしまうと、取り返しがつかない。

 

今年の年賀状で、「この前お会いしたときに、余計なことを言ってしまったかと思っています」とメッセージに書いてきた方がいて、正直私は、会ったことすら記憶の彼方で、何を言われたか、そもそもどんな話をしたかなんて、なーんにも覚えてないんですがね。

 

言葉って、難しいな、と思います。関係性って、難しいな、と思います。

 

でも、難しいからといって、黙ってしまえば、何も伝わらない。

 

誤解されてしまうリスクを冒しながら、それでも伝えたいことがあるから、私は言葉を発する。あなたのことを心配しているよ。あなたと出会えてよかったよ。あなたとこれからも付き合っていきたいと思っているよ、と。

 

N子さんが、どうか早く、元気になりますように。神様、お願い。