狭い世界を回りまわって
今朝、会社に「こんなことがお願いできるか分からないままにホームページを見てご連絡させていただいたんですが…」という電話がかかってきました。
話の内容を聞いてみると、どんぴしゃで私の得意分野。先方が下手に依頼内容を説明してくれているところに、私はかなり強気で「先に報酬をお聞きしてもいいですか?」などと偉そうに対応。
仕事の内容は詳しくは書けませんが、とある出版物のチェックをしてほしい、ということで、その分野のことが分かる人を見つけるのに苦労している様子、でした。
決して大きな金額の仕事ではありませんでしたが、「とりあえず機密は厳守しますので紙面を送ってみてください。その上で判断します」と伝えたわけですが…
これがなんと、その出版物とは私が書いたもの、だったのですよ。どひゃー。なんというか、論文の審査が自分のところにまわってきた、みたいな感じですかね。
うーん、私の書いたものは信頼されていなくて外部チェックに回されているのかー!と、多少のショックは受けましたが、先方と話し合って、まあ、何も見なかった、ということにしましょうね、となりました。
狭い世界なんだなー。この世界でやっていこうっていう人が、減ってるのかなー。
生き残っていけば独り勝ち、と当たり前のことを書いて寝ます。おやすみなさい。