ヌードベージュのパンプス

酔っ払って帰ってきて、自転車をこいでいたら、パンプスが脱げました。酔っている勢いで1.5メートルほど自転車で進んでしまい、自転車を止めて、自分で拾いにいきました。拾ってくれる人どころか、周りに誰もいなくて、誰も見ていませんでした。

 

女子にとって、靴が脱げるというのはシンデレラな出来事だと思うのです。でも、あまりにそれを見ている人がいなかったので、つい先日、書店で見かけたこちらの本を思い出しました。

 

シンデレラが語るシンデレラ (1人称童話)

シンデレラが語るシンデレラ (1人称童話)

 

 

表紙のタイトル横に、「まさか私、このクツをそのままに?」と書いてあります。

 

同じ物語を、視線を変えて読む、というの、最近の流行りなのでしょうか。あるいは、私がそういう年齢になったというだけ? 大学のときの国際理解の授業で、「真実とは、一つの解釈に過ぎない」っていう言葉に衝撃を受けたことも、英語の授業で桃太郎の話の続きを創作しろと言われて、桃太郎が持ってかえったお金でおじいさんとおばあさんを老人ホームに入れたって話を書いたことも、ずっと覚えていましたが、なんだか、ここへ来て、「視点を変える」が世の中のブームになっている気がするのです。

 

桃太郎が語る 桃太郎 (1人称童話)

桃太郎が語る 桃太郎 (1人称童話)

 

 

ちなみに、脱げたパンプスはポインテッドトゥのヌードベージュのパンプスでした。先っぽのとがった、肌色の靴ってことです。肌色の靴、めっちゃ使えますよ。困ったら肌色の靴。黒より茶色より、私ははく頻度が高いです。って、別に私はおしゃれ女子じゃないので、私の言うことなんて屁のつっぱりにもなりませんが。

 

あ、なんだか酔っ払ってますね。

 

肌色って言葉も、NGなんですかね。いろんな肌の色がありますからね。ヌードベージュ、っていうのもおかしな話なんでしょうか。ベージュがヌードの色とは限りませんからね。

 

赤ワインで酔っ払いました。大して飲んだわけじゃありませんが、決してお酒に強いわけではないのです。だから、ついついおいしいお酒を飲んでしまって、気持ち悪いかも…とか、吐くかも…とかなると、けっこう落ち込みます。こんなに飲むんじゃなかった、って思います。飲んだからって、別にいいことないし。

 

気が大きくなって、冒険したり大胆になったりとかも、ないし。せいぜい口汚いブログを書くくらいのもんです。

 

しょーがねーなー、まったく。

 

おやすみなさい♡