サイバラさんの本を読みました

うがー、うがー、うがー。

 

愚痴りたい。昨日の夜、仕事のことで凹む出来事があって、愚痴りたい。愚痴りたいが、愚痴ったところで何の解決にもならないので、ここに書くのはやめる。

 

前向きに、読んだ本の話をしよう。一昨日買ってきた4冊のうち、2冊目を読んだ。

 

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと

 

 めっちゃ売れてる本!

ですが、「この商品を含むブログ」3件なのかー。へー。

 

Yes!高須クリニックの院長先生との熱愛でも知られる漫画家サイバラさんの、エッセイというか、文字で書かれた本です。ご自身の娘さんが16歳、反抗期&独り立ちの時期だということで、その娘さんに対するメッセージとしての部分が多い1冊です。

 

サイバラさんの娘は1人、でも、発信する能力があることで、そのメッセージを10万人以上の人に届けることができるのですから、やっぱり本ってすごい。

 

もちろん、読んでその通りに実行するのは簡単ではないし、実行したところで成功するとは限らないのだけれど、この本が10万人以上の人に読まれているのは事実。そして、この本が世に出たのは、母親であるサイバラさん自身が成功者となっているから、どん底から這い上がって仕事をし続けてきたからこそだ。

 

娘に、母親になることを強要しない。「尽くす奥さん」「我慢するお母さん」になっちゃダメと説く。「あなたの人格を否定していい人はいない」と書かれた部分に泣けました。私は、結婚生活で人格を否定されてきたから…。

 

この本と同じメッセージを持つのが、

 

 で、私は高校生のときに、これを母親から勧められて読んだ。これはもう、はっきりと、今の自分の人生を形作っていると言っていい本。この本を読んで、「男に寄りかかって生きてはいけない」という美学が完全に自分にしみ込んだ。

 

そんな私でも、というか、そんな私だから、結婚生活に失敗した。事情を知っている友達に「結婚に失敗したって認めるのが怖くて離婚に踏み切れない」と言ったら、「そんな風にとらえてるの⁉」と驚かれたけど、まあ、何が成功で何が失敗かは分からないですね。ただ、世間的に「末永く、死が二人を分かつまで」続く結婚が“成功”と思われている節はおおいにある。私だって世間の影響を受けないわけではないので、その意味では、完全に失敗ですよ。

 

っていうか、失敗させてくれ~。離婚させてくれ~。

 

サイバラさんの本は、「女の子は失敗する。失敗したっていい。転んだっていい。大事なのは、転んだところからの立ち直り方。」という趣旨のことを、この本の中で書いてます。立ち直るために、転んでしまう前に転んでいいような備え、つまり貯金、つまり仕事をしなさい、と。

 

支えあえるパートナーを見つけた人は素晴らしいと思う。正直、めちゃめちゃうらやましい。し、私だってまだこの先の人生を独りで生きていくつもりはない!

 

けど、それはそれ。仕事は仕事。

 

はあ。仕事のこと思い出したら、また愚痴りたくなってきた。いかん。いや、いいかな。愚痴りたくもなるような仕事を、私は手にしているということなのだから。

 

さ、今週も働きましょ。