私があこがれているもの

1週間前に「1.2キロ落ちた」と報告していたダイエット、その後もさらに0.8キロ落ちたのですが、その後リバウンドしたりまたちょっと落ちたりして、今日の朝の時点ではスタート時と比べてマイナス1.4キロです。

 

そりゃそうだ。最初の勢いで体重が落ち続けていたら、2週間くらいで体重が半分くらいになってしまったかもしれん(適当)。

 

身体って、うまくできてるな、と思います。私の体は、これからあんまり栄養が入ってこなさそうだ、ということに気づいたのでしょうね。だから、燃費を保とうというスイッチが入ったのでしょうね。

 

このくらいのことで、動揺はしません。粛々と、一日一食を楽しんで、味わって、健康的に生きていくのみ。

 

なんというか、つくづく私は、「続ける」こととか「一貫する」「貫徹する」ということに価値を置く人間なのだな、と思います。少し前まで、自分のことを「飽きっぽくて何も続かない」と思っていたのだけれど、それって、「続ける」ことが大切だという価値観だからこそ、自分が「続かない」ことが気になってしまうのだと思う。

 

「続ける」ことに価値を見出していなかったり、「続ける」ことが努力の対象でなかったりする人だったとしたら、「いつのまにかやめてしまっていたこと」になんて注意が向かなくて、「ああ、そういえばそんなことしてた時もあったね」「あれ、そういえばいつの間にかやめちゃってたわ」っていう感じで、さらさらと、するすると、いろんなことをやめる、あるいはやらなくなるのだと思う。

 

大学生のときに初めてつきあった彼氏が、いろんなことにすぐに手を出す人で、アメフトのサークルに入ってみたり、単館系の映画をいいと言ってみたり、バイクに乗ってみたり、いろんなことに興味をもって、実際に時間やお金を使っては、すぐにそこから離れていた。私はそれを、なんとなく恥ずかしいことだと思っていた。ちょっと面白そうと思ってはつまみ食いして、その後すぐにほったらかすなんて、みっともない、と。

 

だけど、考えてみたら、次から次へといろいろなことを試してみるという意味では、実行力のある人だった。「面白そう」と言うだけで何も行動を起こさない人も、多いと思うから。「じゃあやってみたら」と言うと、「今はちょっとお金が足りないから」とか、「いやもうちょっとちゃんと調べてみてから」とか言って、何も自分で活動しないままに年をとる人も多いと思うから。

 

私は、できたらひとつのことを、何年もあきらめずに粘って取り組んでみたい。たぶん、それってライフワーク、みたいなものだ。そういうものに、あこがれがある。手に入らないかもしれないからこそ、あこがれがある。