人生は秋たけなわである

日中、仕事で久しぶりにあった同年代の女性から、「えっ…どうしたんですかうさぎさん、その顔!? …メガネの後かと思ったら…クマですか、それ!?」と、開口一番に目の下のひどいクマを驚かれてしまった。オーマイガー。そんなくたびれた顔してんのか、私。クマったな。

 

いやもう、なんつーか、寄る年波には勝てないですよ。クマもひどいしシミもひどい。しっかり睡眠をとっているのに疲れる。疲れが顔に出る。

 

とまあ、がっかりすることもあったけど、うまく仕事のピンチを切り抜けられた場面もあり、しかし久々に子供が熱を出して落ち込む感じもあり。人生ってホント、いろいろな感情を味わいつつ、進むしかないのですねー。

 

昨日は昨日で、新しい人々との出会いがある飲み会に呼んでいただき、久しぶりに楽しかった。シャンディガフと赤ワイン2杯。食べる量が少なかったせいか、しんどくもなく、いい飲み会だった。

 

当たり前だけど、行って楽しい飲み会と、行っても楽しくない飲み会があるのだな。できれば行っても楽しくない飲み会には行きたくないものだ。しかし、楽しいかどうかは、行ってみないと分からないのだ。

 

東京は桜が見ごろだけれど、花見らしい花見はしていません。誰からも誘われてないし、なんだかもういろいろばたばた忙しすぎるのだ。なんだかんだと毎日たくさんやることがある。

 

今日は久しぶりに部屋に掃除機をかけた。いくぶんか気分すっきり。私の掃除機をかける頻度は極端に少ないが、娘には「お母ちゃんの部屋は汚いけど、まあ、普通に汚いから大丈夫。汚すぎるゴミ屋敷とは違うから大丈夫。」と言ってもらった。はあ、すみませんね。

 

なんだかまたタバコが吸いたくなってきた。これは、心身がつらくてそこから逃げたいというサインなのかな。それともタバコを吸ってた元カレを思い出すようになった、つまり私の中の風前の灯みたいなホルモンが騒ぎ出したってことなのかな。

 

春ですからね。静電気はうっとおしいけど、桜に限らず、菜の花やチューリップ、名前も知らない花々が一斉に咲き誇っているのを見るのは、やっぱり気分が上がる。

 

そういえば、昨日の飲み屋で隣になった若い女の子たち、かわいかったな。にこにこと笑って、お酒を美味しそうに飲んで、私たちのグループのおっさんが「これも食べなよ」って料理をおすそわけすると、喜ぶ様子と遠慮する様子のバランスが、絶妙にかわいかったな。

 

まだ20代の彼女たちは人生の春だな。私は人生の秋だな。春爛漫の明るさ、美しさはないけど、秋には秋なりの味わいを、出していけたらいいな。クマはクマったもんですが。

 

もはや、おばちゃんというよりおっさんだな。

 

おやすみなさい。