歯医者に行った

2018年、最後に残されたミッション。果たせないままに終わるかと思っていましたが、今朝、とある場所に電話をして、あっさり果たされました。

 

歯医者です。

 

なーんとなく、左の奥歯が痛い、ような気がして、歯医者に行きたいなー、行かなきゃなー、と思っていたのですが、行ったらそのほかにもいろいろ見つかるかもしれないし、その左奥歯の治療がけっこうめんどくさいかもしれないし、お金がかかるかもしれないし、あるいはなんでもないのであれば行く必要もないし、と、ぐだぐだしていたのですが、ぐだぐだする自分に飽きてしまったので、今朝、職場の近くの歯医者さんに電話したら、予約がとれたので、行ってきました。

 

ホームページで確認してから行ったわけですが、院長先生がイケメンでした。しかし、しゃべる言葉がいまいち明瞭さに欠けており、治療されながら指示だったり質問だったり確認だったりでいろいろ言われましたが、ほとんど何を言ってるか分かりませんでした。

 

この人と付き合ったら、私は楽しいかなあ、とそんなことを真剣に考えていました。歯医者で開業医やってるくらいだから、頭は悪くないだろうけど、あんまりこの人と話していて心地よい感じがしないんだよなあ、とか。

 

いやいや、そんなことよりも。

 

左の奥歯は何でもなくて、それよりも、6年くらい放置していた前歯の虫歯を治療することになったのでした。上の歯のど真ん中、笑ったら、絶対に見える位置の、裏側が虫歯だったのですが、まあ治療しなくてもよいくらいの小さな虫歯だし、治療すると余計に目立つかもしれないからやめておきましょう、と6年前くらいに診察、判断されたのを、とにかく進行しないように放置していたのですが、年貢の納めどきというかなんというか、これも、もう放置して進行しないように願い続ける、という状態に飽きてしまいました。

 

なんだかんだで、歯も治療済みの場所が増えてきたなあ。

 

歯医者って、ヘンな仕事だなあ、と思います。例えば何かをかぶせるにしても、金歯にするか、セラミックにするか、その人のその後の人生に多大な影響を与えるじゃないですか。他人の人生にそこまで責任を負いながらも、命にはおそらくかかわらないであろうという、私からするとおかしなバランスで成り立ってる職業…という気がしてしまうのですが、そんなことないですか?

 

ほかに、歯医者みたいな仕事ってあるかしらん。整形外科医とかもそうだけれども。だけど、歯医者って保険がきくし。

 

なんだろうな、私がおかしなバランスと思うのは、健康って、わりと人間に普遍的な概念だと思うのですが、歯医者にある機器ってものすごく最新のものばかりで、たぶん治療方法も日進月歩で、あと、個人によっても治療方針ってすごく変わりそうなので、そんなの全然普遍的じゃないじゃん、っていうのも、おかしな職業だなあ、と思います。そんなことないですか?

 

おやすみなさい。歯を磨いて寝ます。