満足な休日のちょっとしたイラつき
息子の試合を見にいって、天気が良くて風が気持ちよくて、夜には友人とごはんを食べにいって美味しくて、楽しくて、いい休日だった。満足。
こんなに気持ちのよい気分で休日を過ごせているのに、2年前の私は、何を恐れていたのかなあ。変わることが不安で、恐ろしくて、自分に自信がなかった。
けど、今は、安心して毎日を過ごすことができている。これでよかった、と思えている。
息子の試合、息子はあまり勝てなかったけれど、私とコミュニケーションを取ろうとしてくれたことが嬉しかった。チームの近くで応援していてもうるさがられなかったし、友達に「誰?」と聞かれて「俺の母さん」と答えていたのを聞いたのも嬉しかった。母親だと認識してくれてるのね、私のこと。
私はそのまま別の場所に出かけてしまったのだけど、夕方に「今日はありがとねー」とLINEが来た。何に対してのありがとうなのか。弁当に対してか、応援に対してか、撮影した動画に対してか。
分からないけれど、彼がありがたい、と思ってくれたならよかった。それでよかった。私はうれしい。
しかし、顧問の先生に挨拶したときに、息子の部活での様子とか学校での態度とかを伝えられてイラっとするのは、あれは何なんでしょうね。「この前、イヤホンをつけて自転車に乗っていたので注意したんですよ」と言われて、思わず私はムッとしてしまった。もちろん社会人スキルのめっちゃ高い私は、すぐに表情を作って「ああ、そうなんですか。申し訳ありません。本人にも注意しておきます」と伝えたのだけれど、あの瞬間に感じたイラつきの正体は何なんだろう、とずっと考えている。
ひとつ考えられるのは、私は十分息子のことを知っていると思っていて、それをさも「あなたは知らないでしょうけど」みたいに言われたのが腹が立ったのかな、とか。
でも別に、これまでも小学校の個人面談とかでそういうことを話されてもイラついたりしなかったしなあ?
同じ内容でも、信頼関係ができていないところにそういうことを言われたのが腹が立ったのかな。今日、初対面で、私は先生の名前も知らなくて、いちおうご挨拶を、と思って声をかけたのだけど、それでいきなり上から目線で言われたみたいに感じたとか?
考えてみると、最近の私は自分の子供たちを圧倒的に信頼しているのかも。前は、分からないところに「いい子ですよ、がんばってますよ」と言われると安心したけど、今は、いい子だし、がんばってることも、よーくよーく知ってるから、それをあらためて言われると、「そんなことは知ってますが何か?」みたいに思ってしまうのかも。
ふだんの不安がないことのデメリット…嫌な人間になっちまったようです。とほほ。いい休日のはずだったのに。
おやすみなさい。