自分の言葉が好き

昨日は、仕事でちょっとしたもめごとがあって、自分以外の二人の間に起こったいさかいをなだめて解決の方法を示す、というのを私がやったのだけど、そのときに最後に書いて一人へのメールを読み返すと、自分自身がとても癒されるのを感じる。

 

謝罪、共感、努力、虚しさ、希望、信頼、みたいな感情と、具体的な仕事の手順という指示、それを、心をこめて冷静に書いたところで相手に送り、相手にそれが伝わった感覚があって、そのことが私にとても幸せな気分をもたらしてくれる。

 

私は私の言葉が好きで、時には人を動かすこともできる自分の言葉に誇りを持っていて、だからこそ、その言葉がうまく機能したときに大きな喜びがある。

 

仕事の基本は「国語」だから、どんな人でも言葉を駆使しないといけないのだけれど、それでも、考えてみれば私はかなり言葉の専門性が高いところで仕事をしているなあ。

 

言葉を尽くすのは時にめんどくさいけれど、お金を使ったり、体を使ったりするより、自分が傷つかない方法だと思う。っていうか、使えるようなお金も体もないんですけどね。