だから言葉にしていきまっしょい

何らかの文章を読むということでいえば、ここ、はてなブログだけでもものすごい量の文章が読めるわけですので、活字中毒と言いますか、フォント中毒の人は、いくらでも読むべきものがあるはずですが、ですが、しかし、私個人に宛てて書いてもらった文章が公の場にさらされているというのは、すごいパワーのあることです。

 

昨日の夜にもらった、むんさんと、Emilyさんからのコメントのことです。

 

今さらのように、そのありがたさをかみしめております。

 

思うにですね、人が文章を読むのは、情報ではなくて情緒を得たいからなのではないか、という気がしてきました。情報化社会、などと言われて久しいですが、人が得たいのは、たぶん情報ではなくて情緒、つまり心理的な何か、ではないでしょうか。

 

たとえばですけど、ピーマンが家に大量にあって、ピーマンを使ったレシピを検索する。自分の求めていた味、できそうな手順、その他の材料などなど、条件のあった調理方法を見つけて満足する。たぶん、求めているのは、レシピではなくて、これでピーマンを調理できる、という安心感ですよね。

 

部屋がいつも片付かない。なんとかして片付ける方法を知りたい。収納方法や掃除方法の記事を読む。実践してみる。ちょっと部屋が片付いて満足する。これも、求めているのは部屋を片付ける方法ではなくて、自分が部屋を片付けることができた、という達成感なのではないでしょうか。

 

そう考えると、すべての記事は心の平穏のためにある、と言えるかもしれません。

 

私の記事を読んで、心がざわつく人は、たぶんあんまり私の記事を読みたいと思わないでしょう。不安になったり、腹が立ったりする人は、二度と戻ってこないでしょう。

 

スターをくださっている人がいるということは、私の文章が、何らかの心地よさを提供できているということだと思うので、私って、すごいな、となんだかまたえらい図々しいナルシストな性格が戻ってまいりましたことよ。

 

いやいやでも同時にですね、私に向けてダイレクトに「うさぎさんの記事が好きです」ってコメントくださったお二人は、そりゃもー直球ど真ん中に、私の人生の満足度を上げてくださっているわけですよ。それってすごいことですよ。

 

自分の心でさえコントロールするのって難しいのに。人の気分を上げることができるって、すごいことですよ。

 

お二人とも、見ず知らずの方々ですのにね。

 

言葉って、すごいですよね。言葉の力って、すごいですよね。

 

だから、私は気持ちを言葉に表すのが好きです。これからもブログを書き続けます。

 

おやすみなさい。皆さま、よい夢を。