洗濯機を選択する話

久しぶりに洗濯をしております。いや、一か月ぶりとかじゃないですよ。一人暮らしで毎日は洗濯しないので、3日ぶりとか、そんな感じでしょうか。たまってきたな、と思ったら洗濯機をまわす、という気まぐれな感じで家事をしているので、自分がどれくらいのペースで洗濯をしているのか、よく分かりません。

 

6時半ごろにスイッチを入れて、早すぎるかな、まわりに迷惑かな、と思っていたのですが、自分でさえ洗濯機をまわしたことを忘れていたくらい、静かです。別に、とくに静かな洗濯機ではないのですが。あ、脱水とかするときにうるさくなるのかな。

 

この洗濯機を買ったのは2年くらい前だと思うのですが、家電量販店で、メーカーの販売応援員の人が薦めるまま、そのメーカーのものを買いました。昔は、こういう販売員さんの売り文句とか、宣伝のためのキャッチコピーとか、「絶対だまされないぞ、私は私の本当に欲しいものを見極めてやる」と身構えていましたが、最近は、「こうして家電売り場で出会ったのも何かのご縁。あなたがおすすめするものを買わせていただきますわ」という態度です。いいお客さん。人を疑ってかかるより、人を信じたほうが、使うエネルギーが少なくて済むし、みんな幸せになれるんじゃないか、と気づいたからです。年をとるのも悪くありません。

 

このときの販売員さんは、他のメーカーの洗濯機のことを、音が静かだとか、節水できるとか、そういうところに力を入れているけれど、うちの洗濯機は洗濯機の本来の役目である「汚れを落とすこと」にいちばん力を入れているんです、と説明していました。うまいことをおっしゃる。で買ってみて、たしかに汚れはよく落ちるのですが、なぜか糸くずがめっちゃ付くのですよ。洗濯機のせいかどうか、分かりませんが。

 

販売応援員さんは、たぶん自分のところの洗濯機だけを売りつける、というようなことをしてはいけないのだと思いますが、それでも私は、コミュニケーション能力がめっちゃ高いので、あ、この人は売りたいのはこの洗濯機だな、ということが、いとも簡単に分かってしまうのです。人の気持ちが分かってしまう超能力者はつらい、みたいなストーリーがよくありますが、私もそれに近いです。っていうのはさすがにちょっと言い過ぎです。

 

本日、東京地方は雨のようです。そういえば、雨の日に洗濯してるんだな、私。いつも家の中にしか洗濯物を干さないから、全然気にしていなかった。

 

早く風邪が治ってほしいな。やっぱり体調が万全じゃないのはつらい。と思う一方で、体調が悪いからほかのこともできない、という言い訳も可能になる。

 

いや、やっぱりやめておこう。言い訳は嫌いだ。早く体調が戻りますように。と言いつつ、今日は遅くなりそうなんだよなー。あんまりはしゃがないでおこう。