広い空と地面を見たかった

投稿が遅くなったのは友達と飲んでいたからですが、昼間は新宿御苑に行ってました。

 

ガープの世界』で広いキャンバスを見たときから、こういう緑の風景を見たいな、自然に触れたいな、と思っていて、本当は1日オフにして小旅行でもしたかったのだけど、なかなかまる1日の休みがとれないので、ふとできた空き時間で、新宿御苑。なんとなく、芝生の広がっている感じが、大学のキャンパスみたいかな、と。

 

地下鉄の駅を降りて、入口へ向かうと、たくさんの人の流れがあって、多くの人が御苑の入口に向かっていたので、おっと、これはマズったか、またお花見のときのような寂しさを味わうのか、失敗したか、と思って、引き返そうかと一瞬考えたけど、いや、でもやっぱり、自然に触れたい、広い空を見たい、という思いが勝って、苑内に入りました。

 

なぜだかイヤホンをはずせなくて、ずっとスマホで音楽を聴いていたので、御苑の世界に身をさらしたのは半分だけ、という感じです。なんとなく、イヤホンをはずして、音までが体内に入り込んでくることに、恐怖を感じていたのです。

 

空いているベンチを見つけて、小1時間、地面と、空を眺めていました。誰からも邪魔されず、誰にもかかわらず、一人でいました。でも、寂しくなることはなかった。大丈夫だった。

 

この先、私にパートナーができることはあるのかな、と思いながらたくさんのカップルを見て、男性同士のペアもたくさんいたので、もしかして私にパートナーができるってことは、こういう男性同士のペアを1つ壊すことになるのかな、なんてことを思いました。友達が先に一人で彼女を作ってしまった、みたいな状態。

 

しかしまあ、何にせよ、私はずいぶんと年をとってしまいましたね。行きかう人たちの、半分以上が自分より若い、と思った。いつのまに世界はこんなに若返っていたのだ。

 

ポカポカ陽気ではなかったけれど、ベンチに座っていても、まあ我慢できるくらいの寒さでした。

 

これで、ちょっと自然をチャージしたから、また明日からがんばろう。

 

おやすみなさい。