人生で何よりも嫌いなこと

私は基本的には人生がめっちゃ楽しくて仕方なくて、自分のことを天才と思ってて、何事にもポジティブに対応するし、人当たりもいい、と思っているのですが、そんな私が嫌いなものって何だろう、ということを書きます。

 

このブログを始めるにあたって、プロフィールを書くときにも同じことを考えました。私、「〇〇が好きです」っていうの、これって言うのが難しいなあ、って思っているのです。「映画が好きです」って言っても、ジブリが好きな人とアメリが好きな人とは全然違いそうだし、月に1本映画を見る人が「映画が好きです」って言っても毎日2本は見ないと気が済まないって人からしたら「え、それで?」ってことになりそうだとか、そういう感じで。

 

もちろん、好きなものは好き、でいいわけなので、人からどんな風に思われようが好きなものは好きだと言えばいいのですが、私はそれを気にしてしまう、という話です。というか、好きなものがありすぎて、何が好きって言えないんです。

 

だから、嫌いなもののことを書きます。嫌いなもののことを書くのって、ネガティブになりそうなので、あまりいい記事にはならないかもですね。でも誰のために書いてるわけでもないのでいいんです。

 

プロフィールのところにも書いてますが、ウソと鶏肉がまず嫌いですね。ウソが大嫌い。人のつくウソも大嫌いですが、たぶんもう、大人になってからは、周りの人がつくウソには気づいていません。人の言うことを疑うようなヒマもなく、ただただ、自分が正直に生きている。自分がだれかにウソをつくのが何より苦しい。なんでもかんでも正直に話してしまうので、仕事をする上で上司から注意されたこともあります。「お前はなんでも正直に言いすぎだ。もっと相手のことを考えろ」と。仕事のできる友人からも、「うさぎさんの正直さは正直にぶちまけることで自分がラクしたいだけなんじゃないの」とかアドバイスされました。

 

それが5、6年前でしょうか。35歳くらいのとき? まー、こんないい大人になってそんなことを注意されてる時点でけっこう大丈夫か、って感じですけど、だからと言って、変われたかというと、人間そんなに簡単には変われないですね。その後もずっと、バカ正直なまま、生きています。

 

なんでそんなにウソが嫌いかというと、母親からそのように育てられたからです。母親からほとんど怒られた記憶はありませんが、ウソをついたときだけはものすごく叱られました。どんなに悪いことをしても、それを隠してウソをつくのはもっと悪い、と。

 

その教えだけが身にしみついて生きてきたので、今もとにかくウソをつくのが心苦しく、現在、夫と離婚せずに別居、という状態が世間に対してウソをついているみたいで気持ち悪いのですが、それを母親に相談したら、「世間なんていくらでもだましておけばいいじゃない。うさぎはもう、仕事でも不倫でもなんでも好きにすればいいのよ」と言われました。もう、ママったらあ。