誰より大切な相手には

たとえば挑戦してみたい事業があって、「これをやったらどうなるかな」と悩むことは誰にもあるかと思いますが、その答えは、「やってみなくちゃ分からない」です。

 

たとえば大切にしたい人間関係があって、「これを言ったらどうなるかな」と悩むことは誰にもあるかと思いますが、その答えは、「言ってみなくちゃ分からない」です。

 

 大切にしたかった相手なのに、ああ、やっぱりあんなこと言わなきゃよかった、と思ったなら、「あんなこと言うべきじゃありませんでした。すみませんでした」と謝ればよい。謝ってみて相手との関係がどうなるかは、「謝ってみなければ分からない」です。

 

人間関係だって、事業だって、そのとき、そのときでベストな判断をしていくしかないのです。先の、先の、先まで考えて、不安になったりいい気になったりしていても、次の一手を打たなければ、事態はいつまでもそのままなのです。

 

今日は、仕事で一日中話をしていて、どっぷり疲れました。1日の中でも、あ、今のはまずかったかな、あ、もうちょっと甘えてもいいかな、という判断と軌道修正の連続で、その上で最後、相手に「今日、1日話してよかった」と思ってもらえたかどうかも、いまいち自信がありません。

 

なので、この先も言葉を紡ぐわけです。今日ですべてが決まるわけではない。今日で終わりになるわけでもなければ、今日でこのまま安泰になるわけでもない。

 

1日、1日、目の前の相手を大切にしていくしかないのです。

 

おやすみなさい。