ひたすら自分を認める

変わりたい、と思っても、人間てそうそう簡単には変われないんですよね。たぶん、いちばん変えやすいのは環境。いちばん変えにくいのが認知、つまり思考のクセ。

 

私の思考のクセは、「私がこんな状態なのは、努力が足りないからだ」というもの。ただしこれは、経済的な状況に関して。人間関係に関しては、周りに対して「私ってばこんなに面白いのに、離れていくなんてもったいないことをする人たち…」とけっこう本気で思っている。

 

仕事で環境を変えて、つまり職場を変えたら、当然、人間関係も変わった。私から離れていく人もいるけれど、多くの人は一緒に働き続けてくれている。どころか、以前に一緒に仕事をしていた人が「久しぶりに会いたいです!」と連絡をくれたり、進行中のプロジェクトにはない人が「うさぎさんと話すと元気が出るので」とランチに誘ってくれたりする。

 

そこを、ちゃんと自分の中につなぎとめて、仕事をしていきたいなあ。あ、つなぎとめるっていうのは、他者を私につなぎとめるのではなくて、そういう状態から得られるはずの自信や安心感を、きちんと自分のものとして受け取って味わう、という意味。自分が生み出した状況を、きちんと自分のものとして血肉にする。「まだダメ、これじゃまだまだダメ」じゃなくて、「これができた私、これもまたできた私」というのを積み重ねて、キャリアにしていく。

 

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと焦って、できない、できない、と自分を責めても、何も生まれないからね。

 

はい。こうして自分で自分を励まして、お仕事に戻りまーす。