失ったことさえ忘れていた健康の話

久しぶりに膀胱炎になりました。

 

かなり健康体の私ですが、泌尿器系が非常に弱い。ほとんど自力で排尿ができなくて、尿意を感じるたびにカテーテルを使っておしっこを出しています。食事中の方、ごめんなさいね。今日はおしっこの話です。決して大好きなまけもけさんのエントリ

尿袋 - ぐわぐわ団

に便乗しようとしたわけじゃなくて、本当に、昨日から膀胱炎になってしまったのです。

 

自力で排尿ができないというのは、けっこうなハンディみたいかもしれませんが、私の感覚としては、極端に視力が弱い人とたぶん同じ感じです。メガネが必需品。メガネがないと日常生活に支障を来たす。けれど、ないからといって生命の危機が訪れるかというと、そんなわけではない。それなりの生活をすればよい。けど、いつもの日常生活は絶対送れない。

 

私の場合、カテーテルが必需品。いつでもどこでもカテーテルを持ち歩かなければなりません。カテーテルがないとおしっこが出せないので、膀胱が限界までおしっこを溜めた後、どうなるかというと、漏れ出すのです。

 

コントロールができないのですね。ああ、またコントロールの話だ。セルフ・コントロール。鼻水どころか、私ってばなんとおしっこがコントロールできないんだわ。書いてみるまで気づいていなかったけど。

 

書いてみるまで気づかなかったほど、私にとっては普通のことになってしまっています。カテーテルが手放せなくなったのは、ここ10年くらいかなあ。もともと、膀胱炎を繰り返す体質だったけど、ここまでひどくなったのは子供を産んでから。

 

ちなみに私、視力はレーシックの手術を受けて両目2.0です。メガネもコンタクトもめんどくさくて。レーシックは、受けて本当によかったと思っているけど、この排尿トラブルに関しては、手術しようとかは、あんまり思わないかなあ。お医者さんに手術を勧められたこともないし。

 

おしっこの出るしくみって、当たり前のようでものすごく複雑なんですって。尿意を感じる神経と、尿道を開く筋肉と、タイミングを合わせて収縮する膀胱と、全部がうまく連動しないと、排尿をコントロールすることってできないんですって。

 

私の場合、どこに問題があるのか、そこまで徹底的に調べていないので、今のところは毎日毎回カテーテルを使う、というのがベストな対症療法だと思っています。

 

ふう。

 

この話、別に隠す必要もないのだけど、わざわざ披露する必要もないので、まわりの人もみんな知らないはずです。普通に生活していたら、メガネをかけていない人がコンタクトを入れてるかどうかななんて分からないのと同じ。

 

コンタクトだったら、何かのタイミングやきっかけで人前で外すこともあるだろうけど、私の場合、人前でおしっこするような機会って、ほとんどないので~。

 

そんなわけで、今日から抗生剤を飲みます。ずっと調子よかったんだけどな。やっぱり寒くなるとてきめんに来るな。

 

皆さんもご自愛くださいね。いきなり私のおしっこの話を聞かせてすみません。読んでくださりありがとうございました。

 

…気が引けますが、ホクトさん。

きのこ川柳 | きのこらぼ