クレイジー・フォー・ユー
これほど盛り上がってる話題もあるまい!と思っていたのに、この投票率の低さ。「この商品は絶対売れる!」「この企画は超盛り上がる!」と思い込むのがいかに危険か、思い知らされます。フタを開けてみてがっかり、って、感情が冷え込むだけならまだしも、お金をつぎ込んでしまうと大変ですよね…。
最近、気の向くままに書いていると、すぐお金の話になるので自分でちょっとびっくりします。経営者意識が身についてきた? わっはっは。
これは、ビジネス的に成功している友人から言われたんですけど、お金は世の中を変えるのに大きな力になる、ということです。もちろん、言葉や行動も世の中を変えることはできるけど、ビッグマネーはビッグパワーになる、と。
ちきりんさんの本にも、
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (26件) を見る
「社会起業」だけが社会を変える方法ではなくて、ごくごく普通の消費活動を使ったビジネスで儲かって、そのお金を使う、たとえば寄付したりすることでも社会は変えられる、みたいなことが書いてあって、なるほどなー、と思いました。
まあしかし、ビッグマネーを持っていない私にとって変えられるのは、自分の人生くらいかな、というわけで、昨日読み終わったのがこちら。
(今、彼女のブログをのぞいたら、とあるエントリーで「こんにちは!便乗商法です!」って書いてあって、清々しいな、と思いました(笑)。)
正直、具体的な人生の変え方はよく分かりませんでしたが、はあちゅうさんが言葉が好きだということはとてもよく分かりました。好きなことを書いて、好きなことだけして暮らしていってる様子が書かれていて、とてもうらやましいな、と。私より11歳年下で、彼氏とのラブラブな様子が臆面もなくたくさんつづられていて、そういうのをオフィシャルに書ける立場というのもうらやましい。うらやましい、うらやましい、ねたましい。
最後の「ねたましい」はうそです。若さは素敵です。言葉を使いこなせるのは能力です。先日、書店に行って、はあちゅうさんの初の小説集だという、
を手に取ってみてみたら、本文ページを開いたとたんにびっくりしました。ネタバレになるといけないので書きませんけど。なるほどねー。やるなあ、講談社。
あ、そういえば昨日食べたお肉の話の続きを書こうと思っていたのにすっかり忘れていた。人生のそういう些細なできごとは、ふと気づくと記憶という部屋から居場所を失っている。心から大切だと思っていた時間が、確かにあったはずなのに。日常のやらなければいけないこまごましたことや、全然別の人からの働きかけに応えているうちに、大切だったはずの思い出は、いつの間にか記憶の部屋からいなくなっている。はっと気づき、ごめん!と思いながら慌てて部屋のドアを開けると、思い出はまだそこに立っている。照れ臭そうに、ケンカした後の彼氏のように。
って、なんだかよく分からない文体模写をしてみました。お肉にクレイジーソルトをかけると、とっても美味しいよ。
何なら1キロ買いしてもいいくらい、クレイジーソルトにクレイジーかも、私。