そして夕ごはんは吉野家だったよ
よしぎゅー、と言っても、豚丼の温玉乗せですが。見たい映画があって急いでいたので、ささっと。
私の中で、吉野家でがーっと牛丼(と言っても豚丼ですが)をかきこめるのは、カッコいい女の人なんです。映画『モテキ』で麻生久美子がやってましたね。
私にとって、『モテキ』は人生を変えたといってもいい映画です。ヒロインの長澤まさみがやってたみたいな、男をからかったり、惑わせたり、勘違いさせたり、そういうことを、やってもやっても、主人公(森山未來)はヒロイン(名前、なんだっけな。調べる。あ、みゆきちゃんだ、そうだ、みゆきちゃん)のことを嫌いにならないし、映画としてもみゆきのキャラクターをポジティブに描いてるし、最後はいちおう二人で幸せになるし、“えっ、そういうあざといこと、やっていいの? そういうことやる女が認められるってアリなの?”ということを知り、“だったら私もやるよ?”と人生の本気スイッチが入ったのですが、いかんせん当時すでに30代半ばを過ぎておりました。とほほ。
うーん、こんなブログ、両親が見つけたら泣くね。
ぜんっぜん関係ないのだけど、今朝なぜか、ふと、息子に『銀河鉄道999』を読ませようかと思いついた。
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子供のころ、アニメで少しだけ見ていて何となく好きで、高校生だったか大学生だったかそれとも社会人になってからだったか、漫画で全巻読んだんだ、私。
この漫画、“異文化”を理解させるのに最適というか、自分の住んでいる世界の常識が、いかに狭き世界でしか通じないものかを考えさせるのに最適というか、考えるときの枠組みの外し方を伝えるのに最適というか、なんか、そんな気がしたので。中1息子も、これなら読むんじゃないかなあ、とか。
息子とはあまりに顔を合わせる時間が少なくて、一緒に住んでいると言い難い状況なので、伝えたいことをダイレクトに伝えられる手段が限られていてもどかしい。が、伝えたいことはあるのだよ、息子よ。